ご利用者様の声

voice導入企業様に聞く

01

めまぐるしく変わりました

社員定着率が改善されました
株式会社O社
営業マネージャー
共育担当 KK様
弊社はOA機器販売の営業会社として活動しております。仕事は法人様へB to Bのオフィス周りの複合機やPC、電話機等を販売する営業職となります。
社員の定着率に悩む

導入前より弊社で悩みとして抱えておりましたのが、新卒を含む若手社員の定着率でした。入社しておおよそ半年から1年前後で、営業としての楽しさや醍醐味、やりがいを感じる前に、退職を選ぶ社員が多かったのです。
退職していく社員の多くは、お客様のアポイントが取れない、数字が獲得できない。徐々に期待感を失い、それでも日々のテレアポや飛び込み営業をしなければならないというマンネリ化が原因でした。
もちろん営業スキルの共育やメンタルケアは日々取り組んできましたが、すぐに成果が出ないため、自分にはこの仕事が向いていないのではないかと考えてしまいます。今回はそれを乗り越える為の心の強さ、モノの見方を身に付けてもらいたいという思いで、研修を依頼しました。

新入社員編を導入してみて

研修後、まず自己から逃げずに向き合い、自分がどういう人間なのかを自覚し、周りから指摘されたことや、アドバイス等を素直に受け入れることができるようになったと思います。
自身に足らない部分をどうしたら補えるか、どうすればスキルアップができるかと考えられるようになり、質問ができ、現在では新卒社員も自力で営業をし、数字を上げることができるようになりました。
また人に対する感謝の気持ちがめばえ、それを伝えることができるようになったと思います。自らが関わったお客様や取引先関係の方々、会社全体の仲間に対しても、だんだん当たり前になりがちで感謝ができなくなり、独りよがりになりがちなものですが、研修後めまぐるしく変わりました。
その甲斐があり、人に感謝できるようになった事で、おのずと感謝が返ってきて、自分自身辛く立ち止まったときにお客様から背中を押して頂いたり、助けて頂いている場面も多々みられております。

育てられる人を育てる

そのように営業としてのやりがいを見出して頑張っている社員を目の当たりにして、さらには研修して頂いた事を、今度は後輩社員のために受け継いで、人事に携わる者へと成長した新卒社員が出現した事を大変嬉しく思います。

〈株式会社O様は、人間力研修・営業編(3日間コース)を受講〉

02

自信のなかった実習生が奮起

神社の大祭の演芸にむけて

RD事業協同組合では、さまざまな課外授業を行っています。その一環として行われているのが、神社の春秋の大祭への参加。このほど4月に行われた春季大祭では、実習生の出身国であるアジア諸国の郷土料理が出され、また仮設舞台で行われた奉納演芸では、各国の実習生達が国別で踊りや歌を披露しました。

郷土料理店も演芸も、準備が大変です。どちらも企画から実施まで、すべて話し合って決めます。このような課外授業は、準備活動にも重点を置いていて、いかにやる気を高めていくかに全力を尽くします。

このたび株式会社T建設様より、経営企画室のT様が、社員研修の一環として、弊社の業務に一か月間携わることになりました。

イベントに参加してみて
株式会社 T建設
経営企画室 RT様
今回、大祭に参加しました。実習生の中で、最近入所した中国人の男子4名が参加に消極的でしたが、彼らのように尻込みしている人達がやる気になる事こそ意義があり、芽を開くのだと。ということで、4人の皆さんにやる気をださせる取り組みが始まりました。早速カウンセリングが行われ、すると彼らの姿勢がガラッと変わり、自分達から何をするか話し合いを始めました。これが共育の真髄だと思いました。
実習生が一体になれるイベント

実習生は一か月しかいないため、出し物の準備をわずか10日ほどで行う。この期間で立案、練習、修正を繰り返し、全員が積極性を持って参加していた。

主体性を引き出す技術

今回は、入所して日が浅い中国人4名が大祭での出店や出し物に自信が持てず、参加を遠慮していた。そこでカウンセリングの場を設けてやる気を引き出した。本番は見事に楽しく参加していた(写真右)。その後の受講態度にも大きな変化があり、ムードメーカー的な存在に変わっていた!

03

実習生の働く姿を見て感心

「日本人社員にも受けさせたい」

このたびRD事業協同組合では、㈱H社様(本社:埼玉県加須市)の新入社員研修を実施しました。
これは、外国人技能実習生が弊組合で入国時講習を受け、現在も同社で働いている彼女たちの姿を見て、日本人社員にも受けさせたいとの依頼を受け、実施されたものです。

研修は2日間かけて行われ、内容は、生活、礼節研修、掃除の実習や座禅など、弊社のユニークな科目を中心に行われました。参加者は、多数の外国人技能実習生と机を囲んで研修を受け、日本に入国したばかりの緊張感あふれる同年代の若者達に刺激され、受講した一人Hさんは、「会社に戻ってもここで学んだ思いやりを活かして頑張って仕事をしたい」と話していました。

実施テーマ:「人間力研修プログラム」新入社員研修
テーマ 1日目「思いやり」
2日目「お陰様」「生かされている」
内容 生活講習、礼節研修、掃除実習・後片付け実習、自己紹介の練習、「おもいやりのうた」練習、呼吸法、座禅(個人カウンセリング)等
「思いやりの心を学んだ効果出ている」
株式会社H社
人事・総務マネジャー 
MI様
研修を終えて、挨拶もできるし、まわりの人に気を使い、相手のことを考えて行動できる人たちになっていました。今回の研修において挨拶や感謝といった思いやりの心を学んできた効果が出ていると思いますね

赤い線のジャージ姿の女性達が、今回受講した新入社員。初めて体験した外国人との「挨拶とお陰様」のグループミーティング(左)と、茶道を通して相手への配慮と手順を学ぶ礼節研修。ベトナム人女性が点てたお茶を頂くところ(右)

04

もっと早く受けたかった

研修参加者のアンケートから

このたびRD事業協同組合では、特別養護老人ホームU荘(栃木県栃木市)の職員の方々の研修を実施しました。研修名は「人間力研修」(基礎編)で、同ホームで働く介護士、看護師、調理師、事務の方々を4回に分けて、それぞれ3~5日間のカリキュラムで行いました。

今回、受講者の方々にアンケートにお答えいただきましので、本誌でその一部を紹介いたします。
知識や技術だけを学ぶ研修では体験できない、ナマの声をお読みください。

K.Oさん(47歳、女性)アンケート全文

もっと早くこの素晴らしい研修を受けたかったです。初日の自己紹介から、日本人として恥ずかしい気持ちでいっぱいになってしまいました。外国人の前に、まず日本人が忘れている文化・心を再共育されると、より豊かな国になれると感じました。異国の地から縁あってトークスで共育を受けられた方々が、今後日本で、そして母国で活躍されることを心より願います。そして自分自身の考え方、生き方を見直し、少しずつでも改善していく努力をしていこうと思いました。感謝すべき事柄が、今の自分には本当にたくさんあることに気づきました。感謝の気持ちを皆が持つことにより、自然に不足不満は消えていくものであり、今後、家庭、職場においてこの心のあり方を維持していくことが大切と思います。部署の責任者という立場だからこそ、『徳』を意識し、周囲を豊かにしていきます。そしてトークスの生徒さん、先生、全員の健康を願います。

ほかの受講生のアンケートから(抜粋)アンケート全文
YKさん(31歳、男性)
基本的なことに気づけた。挨拶だけでなく、靴のそろえ方など、何気ないことがあまりできないことに気づけた。
NSさん(35歳、男性)
外国の方々との交流の中で、本当に昔、私がまだ父母に怒られていたころを思い出しました。仕事の中で、利用者を思う気持ちだけでなく、一緒に働いている仲間に対しても感謝できるようになった。
HIさん(41歳、男性)
何が原因で様々なことが起こるのか、その原理が理解できました。人に注意すること、教えてあげることが十分できていなかったので、その行為は思いやりのない行動ということを知り、今後気が付いたらすぐ教えてあげたいと思います。
DSさん(30歳、男性)
凄いと思ったことは、実習生の態度と挨拶だった。日本人より日本人らしい。挨拶の時にこちらの目をしっかり見て笑顔で挨拶する。人の目を見ることが苦手な自分が恥ずかしくなった。個人面談では今の自分の悩みを当てられ、悩んでいるだけではなく、行動を起こしていかなければと思った。
TTさん(63歳、女性)
先生方、生徒の方々の個々の気使い、目の輝きに恥ずかしさを感じました。私の気の抜けたような態度、暗さに怒りさえ感じ、少しでも精進しなければと、帰る車中どこにいても反省させていただいた、実りある研修でした。利用者様のために居心地の良いホームに近づけますよう、ここに来て良かったと言われますよう後輩の指導にあたっていけたらと思います。